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『冥王星』

黒王百合華が編み出した理論を元に、キング・ハデスが創設した組織で、団守彦とDDCの宿敵。殺人を望む依頼者に犯罪計画を授けて殺人を実行させ、成功した場合は依頼者の全財産の半分を貰い受ける。その際、依頼者には「後催眠」をかけ、計画が失敗した場合には組織のことがばれないよう自殺させたり精神を狂わせたりする。ただしメンバー自身は直接犯行に手出ししては絶対にいけないというルールがあり、メンバーの手による殺人などもっての外である。あくまで「頭脳集団である」ことを自負するのである。メンバーは、必ず体のどこかに冥王星の形の入れ墨をつけていて、これによりメンバーであることが認識されるが、上がメンバーとしての「品位」を持たぬと判断した者は容赦なく「処刑」する。一度DDCによって壊滅させられたのだが、最近になって復活した。ストーリーの最終部で本拠地を警察とDDCに制圧され、再び壊滅した。
幹部級のメンバーはみなギリシア神話の「ハデス(冥界の王)」や惑星「冥王星」に関連した名前を持つ。「カロン」が冥王星(すなわちハデス)の衛星であったり、「ケルベロス」がハデスの忠犬である、あるいは「タナトス」はヘラクレスにしてやられるなど落ち度の多い死神である、など、名前のもつ意味が漫画内でのキャラクターをそのまま映し出したものとなっている。アニメオリジナルの「アヌビス」だけ、エジプト神話の死者の神となっている。
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